毎年春になると薬局の棚に並ぶ花粉症の薬。種類が多くて何を選べばよいか迷う方も多いのではないでしょうか。市販薬と処方薬、それぞれの特徴を整理してみましょう。
共通の仕組み:抗ヒスタミン薬
花粉症の主な薬は「抗ヒスタミン薬」です。
鼻水・くしゃみ・目のかゆみの原因となるヒスタミンの働きをブロックします。
市販薬にも処方薬にも同じ成分が含まれているものがありますが、大きな違いは「用量」と「種類の豊富さ」にあります。
市販薬のメリット・デメリット
すぐに手に入る手軽さが最大のメリットです。
一方、眠気が出やすい第1世代成分が多く、車の運転に注意が必要なものもあります。
また1週間分・2週間分など少量販売が中心で、シーズンを通じて使い続けると費用がかさむこともあります。
処方薬の強み
医師の診察を経て処方されるため、症状やライフスタイルに合った薬を選んでもらえます。
眠気が少ない第2世代抗ヒスタミン薬や、鼻づまりに効果的な点鼻薬、症状が強い場合のステロイド点鼻薬など、組み合わせて使うことも可能です。
保険適用となるため、長期使用では市販薬より費用を抑えられるケースがほとんどです。
シーズン前の2週間から飲み始める「初期療法」も、処方薬なら相談しやすいのが利点です。